(1) 学会誌
沖縄生物学会誌 投稿規定
2021年3月26日改正
沖縄生物学会は, 機関誌として沖縄生物学会誌 The Biological Magazine Okinawa (略称:沖生誌, Biol. Mag. Okinawa) を刊行する. 本誌は, 広義の琉球諸島 (Ryukyu Archipelago) (南西諸島) の生物を扱ったものを中心に, 広く生物学に関する原著論文 (Original papers), 短報 (Short reports), 資料 (Data/Resources), 総説 (Review articles), 書評 (Book reviews), その他(Others)を掲載する.また, 本会の記事 (Business reports) や通信 (News/Information) 等も掲載する.
本誌への投稿者は, 以下の規定を熟読し, これに従って原稿を書くことが求められる. 投稿原稿に対して, 編集幹事は編集委員会の業務を代表して行う. なお本規定は, 必要に応じ編集委員会と評議委員会の承認を経て改定 (改正) される.
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1. 投稿資格
投稿報文は, 未発表の内容に限る.
報文の投稿は, 会員・非会員に関わらず受け付ける. ただし, 非会員による単著報文および非会員が責任著者 (投稿した報文の代表者で, 編集幹事とやりとりを行う者) を担う共著報文 (複数の著者による報文) が印刷される場合には, 規定のページチャージを請求する.
共著報文の投稿に際して, 責任著者は, 投稿に先立ち全ての共著者から当該原稿の内容について同意を得ておくこと (共著報文の内容に関する責任は, 全ての共著者が負うことに十分注意すること).
2. 原稿の受付・校閲・受理
- 原稿は, 基本的に電子原稿のみ受け付ける (特段の事情から電子投稿がどうしても困難な場合には, あらかじめその旨を編集幹事に相談すること). 原則として, 本文はMicrosoft® Wordを用いて作成されたファイル, 表についてはMicrosoft® WordもしくはMicrosoft® Excelを用いて作成されたファイルとする. また, 図・表はテキストファイル中に含まず, 別のファイルとして保存し, 提出する. なお, 投稿時の図については, オリジナル (原本ファイルなど) に比べて低解像度のものでも可能とする. 原稿の表紙には, 原稿区分 (原著論文, 短報, 資料, 総説, 書評, その他), 論文タイトル, 著者名と所属および住所 (著者が複数の場合は全員分), 責任著者の連絡先 (電話番号および電子メールアドレス) を明記する.
投稿先は, 下記電子メールアドレスとする.
投稿先 Email : journal @ okibio.jp (※ @ を@へ直して送信してください。)
- 原稿は本規定に従って書かれ, 図表を含む一式が完全に揃った状態にあることを条件とする. 本規定に従って書かれていない原稿は受け付けない.
- 原稿区分については以下を参照すること (以下の区分に該当しない場合は「その他」として投稿すること).
- 原著論文 (Original papers): オリジナルな調査・研究データを含む論文で, 刷り上がり8ページ以内とする.
- 短報 (Short reports): 原著論文としては情報が不足しているが, 生物学的に公表する価値のある報告事例などで構成される論文で, 刷り上がり4ページ以内とする.
- 資料 (Data/Resources): 生物学的に公表する価値のある報告事例やデータ等などで構成される報文で, 必ずしも原著論文の体裁を取らないもの. 刷り上がり8ページ以内とする.
- 総説 (Review articles): 特定の生物や研究テーマ (主題) に関する包括的な知識の集成および見解をまとめたもので, 刷り上がり8ページ以内とする.
- 書評 (Book reviews): 新刊書などの批評や紹介を目的としたもので, 刷り上がり2ページ以内とする.
- その他 (Others): 上記の原稿区分に該当しない内容で, 本誌に掲載するに値する報文等とする. 原則として, 編集幹事および編集委員会にて掲載の可否が決められる.
- 原著論文, 短報, 資料, 総説は, 編集委員会が依頼した2人の校閲者 (査読者) の審査を受ける. ただし, 資料と総説に関しては, 内容によっては編集幹事の判断で, 校閲者の人数を減ずることがある. 内容に関して問題があると判断された場合は, 編集幹事が著者にその旨を通知する. 掲載不可と判断された場合は, 理由を明記して著者に返却する.
- 校閲 (査読) は, 原稿の受け付け後随時行い, 編集幹事が掲載可と判断した日付を, その論文の受理日とする (編集幹事は, 受理通知文章を責任著者に送付する). 掲載は受理日の早いものを優先し, 校閲の進行状況やその時点での受理原稿数によっては, 著者の承諾を得た上で, 次号に回すこともある.
- 著者に校閲原稿を返却後, 3ヶ月を過ぎても著者から連絡のない場合は, 受け付けを取り消す.
7) 受理が決まった場合は, 電子メールやファイル転送サービス等を用いて, 本文および図表のオリジナル (高解像度の原本ファイルなど) を提出する.
3. 原稿作成要領
- 用語は, 日本語あるいは英語とする. 文章表現は簡潔かつ明瞭なものとし, 冗長な文章や曖昧な表現は避ける. 必要以上の改行をした短い段落や複数の論点の入った長い段落を避け, 段落や章の構成についても推敲する. 複雑な内容を表現する場合には, 可能な限り図や表の活用を心がける. 脚注は認めない.
- 原著論文, 資料, 総説は図表を含めて刷り上がり8ページ以内, 短報は刷り上がり4ページ以内, 書評は刷り上がり2ページ以内を原則とする. やむを得ずページ数を超過する場合やカラー印刷を利用する場合, 超過した印刷費は著者負担とする. ただし, 編集幹事が特に必要と認めた場合はこの限りではない.
- 投稿原稿は, 原則としてMicrosoft® Word用いて作成されたファイルとする. 原稿は, 12ポイントの大きさの文字を使用し, 縦長A4版の用紙に横書き, ダブルスペース, 上下左右に2.5 cm 以上の余白を空けて作成する. また, 可能な限り, 印刷時の図や表の挿入位置を本文の右側の余白に指示する.
- 英文, 和文原稿ともに, 句読点, 括弧, 数字, 等号・不等号等は, 原則としてすべて半角を用いる. ", (コンマ)" および ". (ピリオド)" の場合は, 直後に半角スペースを加える. 括弧の場合は "(" の前に半角スペースを加え, ")" の直後に文が続くなら半角スペースを用い, 直後に句読点を付ける場合は半角スペースを加えない. 等号・不等号を用いる場合は, 前後に半角スペースを1つずつ入れる. 数字と "m" や "kg" 等の半角で示す単位との間には半角スペースを1つ入れる. 数字と全角で示すべき単位との間にはスペースを入れない.
- 英文, 和文原稿ともに, 初出の生物名には必ず学名を入れる. なお, 学名のうち属名と種名はイタリック体とし, さらに下線を施す (印刷時には下線は削除される). 和文原稿では, 生物名の種グループ(種,亜種,変種などのランク)の和名はカタカナ書きとし, 最初の和名の後に括弧を付けずに学名を付記する. なお, 学名のうち記載者と記載年 (オーサーシップ) の箇所は, 分類・命名に関係する事項が当該記事での論点の少なくとも一部となっている場合を除き, 省略できることとする. 学名のオーサーシップを記載する場合, オーサーシップが2名以上の名前から成る場合, "& (アンパサンド)" を用いること (例: Geothelphusa miyakoensis Shokita, Naruse & Fujii, 2002; Heteromysoides taramensis Shimomura & Fujita, 2020). また, 原稿において主対象となる生物の高次分類体系における帰属 (例えば, [○○門: ○○目], [○○目: ○○科] 等) についても, 報文タイトル中または本文中に必ず一度は記述する.
- 本誌は広範囲の読者を想定しているので, 可能であれば論旨や構成上のバランスを損ねない範囲で, 他分野にも分かるような研究の背景や意義の概説を含めることが望ましい.
- 種同定が必要な場合は, 学術論文を引用し, 標徴形質を挙げて, その根拠を明瞭に示す. 対象生物が標本となっている場合は, 保管場所と登録番号を本文中あるいは表や付録に全て示す. 他文献から引用したデータは, 文章と同様に必ず引用元を明記する. 種同定の根拠が不明瞭な場合, データの保管場所や出典が不明な場合は, その論文を受理しない.
- 対象生物の調査地, 捕獲, 調査方法等について, 行政機関や研究機関からの許可が必要な場合には, 原稿の本文中に必ず許可番号等を明記する. 許可が必要であるにも関わらず, 許可番号等が明記されていない場合, その論文を受理しない.
- 原著論文と短報は, 以下の順に配列し, 図表も含めてページ番号を付ける. 短報の場合は, 一部の章をまとめてもよい. 資料等についても, これに準ずる形が望ましい.
a. タイトルページ Title page
1ページ目に, 原稿区分 (原著論文, 短報, 資料, 総説, 書評, その他), 論文タイトル, 著者名と所属および住所, 責任著者の連絡先 (電話番号および電子メールアドレス) を明記する. 著者が複数の場合は, 数字を付してそれぞれを区別し, 全ての著者の所属と住所を記入する.
和文原稿の場合, 上記の項目を日本語と英語で記入する. 英文原稿の場合, 上記項目を英語で示すほか, 和文表題と和文著者名 (外国人の場合はカタカナ) を付記する. なお, タイトルページに示す著者名の英語表記については, 名, 姓の順で示し, 姓については全て大文字で示すこと (例: Yoshihisa FUJITA). 複数の著者がいる場合は ", (コンマ)" で繋ぐこと.
b. 英文要約とキーワード Abstract and Key words
原著論文, 短報, 総説 (和文・英文原稿) の原稿場合, 2ページ目に英単語250語以内の英文要約 (Abstract) を書き, その下に5つ以内のキーワードを記す. これ以外の原稿 (資料, 総説, 書評, その他) については, 英文要約は省略してもよいが, その場合は, キーワードをタイトルページ (1ページ目) の下に記入する.
c. はじめに Introduction
この章では, 研究が行われた背景に関して適宜文献を挙げながら解説すると同時に, 研究の目的や意義を具体的に説明する. ただし, 研究と直接関係ない文献のレビューは避ける.
d. 材料と方法 Materials and Methods (方法 Methods)
この章では, 他の研究者が同様の研究を再現できるように, 必要な情報を正確に記入する. なお, この章は記述する内容に応じて単に「方法 Methods」としても良い. 過去に同様の方法で研究が行われている場合には, 適宜文献を引用して簡潔にまとめる. 統計が必要な場合は, 適切な手法を選び, その方法も明記する. また, 対象生物の標本の保管場所や登録番号, 調査研究に関する許可番号等もこの章に明記する.
e. 結果 Results
この章では, 実験や観察, 解析等で得られた結果について, 自分の考えを一切入れず客観的に提示する. その際, 可能な限り図表を用いて分かりやすく表現する. 図表として提示した結果のうち, 考察で必要な部分は本文中でも説明し, 考察と直接関係ない部分は本文中での冗長な繰り返しを避ける. 統計を行った場合は, 統計量, 自由度, 確率等の情報を提示する.
f. 考察 Discussion
この章では, 得られた結果のうち主要な発見となる事項に対する意見や要因の検討, 実験・観察の妥当性に関する吟味, これまでの関連研究との差異や同一性の検討, 新たな仮説の提出, 研究の意義の総括等を論述する. ただし, いずれの場合も, 主張が結果のどの部分から導かれているかを明確に示し, 論理的に議論を展開する.
g. 謝辞 Acknowledgements
この章では, 野外および実験室での補助, 情報・標本・設備・器具・文献の提供や原稿の添削等について, 援助を受けた人および団体に対し感謝の意を表す. 団体や個人から助成金を受けた場合は, その名称や採択番号も明記する.
h. 引用文献 References
特に間違いの多い箇所なので,「4.引用文献」に詳しく解説する.
i. 付録 Appendix
本文中あるいは本文中の表に入れると煩雑になる情報は, 最後に付録としてまとめてもよい. 複数ある場合はアラビア数字で番号をつけ識別する.
j. 和文要約
和文・英文原稿共に, 原則として400字以内の和文の要約を付ける.
k. 図の説明
図の説明は, 図に直接書き込まず, "図の説明 (Figure legends) " としてまとめ, 本文の最後に記入する.
l. 図
写真や線画等は図とし, 本文中での登場順にアラビア数字を付して識別する ("図1"および "Fig. 1" 等). 余白には図の番号とページ番号を記入する. 詳しくは「5. 図表作成要領」に示す.
m. 表
表は本文中での登場順にアラビア数字を付ける ("表1" および "Table 1" 等). 表と同じページにタイトルと説明を記入し, 余白にはページ番号も記入する. 詳しくは「5. 図表作成要領」に示す.
4. 引用文献
- 引用文献は, 第一著者の姓のアルファベット順に配列し, 同姓の著者については, 名のアルファベット順とする. 第一著者が同一の場合は, 単著, 2名の共著, 3名以上の共著の順に, それぞれ発表年順に配列する. 同一の著者で同一の発表年の場合には, 西暦年のあとに小文字アルファベット (a,b,c…) を付けて区別する.引用文献に和英が混在する場合でも発表年順に配列する. また著者名が多い場合でも, 必ず全ての著者の名前を記載する. 日本語文献の場合, 著者の姓と名の間にスペースを入れない.
- 外国語文献の場合, 引用文献には雑誌名の冠詞以外は略記せずに記す. 日本語文献の場合も, 雑誌の略称を用いない.
- 本文中での文献の引用に際しては, 以下の例に従う ("・", "&", "et al.", 等の使用に注意すること).
池原・伊藤 (1962) は, 沖縄において・・・.
・・・が報告されている (高良, 1979; 池原, 1980, 1981a, b).
・・・とされている (池原・諸喜田, 1994; 太田ら, 1999).
・・・as proposed by Yamazato and Sakai (1984).
・・・for the different life stage (Niiro, 1974; Shimabuku et al., 1975).
- 本文中で引用する文献数が多い場合は, 和文では "(例えば, ○○)", 英文では "(e.g., ○○)" として, 代表的な論文のみを挙げてもよい.
- 卒業論文や修士論文等, 未発表の論文の引用は原則として認めない. やむを得ず引用する場合は, "(○○, 未発表)", "(○○, unpubl. data)" または "(○○, 私信)", "(○○, pers. comm.)" とし, 引用文献には列挙しない. ただし, すでに受理されている論文については, "印刷中", "in press" として引用してよい (引用文献に列挙しても良い). なお, 本文中で複数の文献を引用する際にこれらの未発表情報を含める場合は, 他の引用の最後に配列する.
- インターネット上の情報 (オープンアクセス誌等電子版のみの学術雑誌を除く) の引用については, 原則として, 官公庁およびそれに相当する機関・団体等の公開情報や公開データベース等に限定して引用を認める. 引用の際には, アクセス日を記載すること (原稿の受理後, 最終校正時に確認すること).
- ページ範囲は, 本学会誌ではエヌダッシュ (–) を用いる. その他の引用文献の体裁に関しては, 以下の様式を参考にし, 本学会誌の体裁に合ったものを作成する (引用文献の体裁は雑誌ごとに異なるので注意すること).
- 引用文献の書方について, 以下に例を示す.
a. 単行本
- 著者名, 発行年. 書名. 出版社, 出版地.
池原貞雄, 1981. シリーズ日本の野生動物4 沖縄の自然とノグチゲラ. 汐文社, 東京.
Zar, J. H., 1999. Biostatistical Analysis. 4th ed. Prentice Hall, New Jersey.
b. 編者や編著者のいる単行本
- 編著者名, 発行年. 書名. 出版社, 出版地.
池原貞雄・諸喜田茂充 (編著), 1994. 琉球の清流リュウキュウアユがすめる川を未来へ. 沖縄出版, 浦添.
屋富祖昌子・金城政勝・林正美・小濱継雄・佐々木健志・木村正明・河村太 (編), 2002. 琉球列島産昆虫目録増補改訂版. 沖縄生物学会, 西原.
c. 単行本中の章等
- 著者, 発表年. 引用箇所の章タイトル. "書名", 編者, 出版社, 出版地, 引用ページ.
新納義馬・宮城康一・新城和治・島袋曠, 1974. 八重山群島の植生. "琉球列島の自然とその保護に関する基礎的研究 I", 池原貞雄 (編), 琉球大学, 西原, 5–36.
Shokita, S. and S. Nisijima, 1977. Land and inland-water crustaceans of northeastern Ryukyus, the Ryukyu Islands. "Ecological Studies on Nature Conservation of the Ryukyu Islands III", S. Ikehara (ed.), University of the Ryukyus, Nishihara, 185–202.
Toyama, M., 1980. On the terrestrial vertebrates of the Agunijima, Ryukyu Island. "Report of Okinawa Prefectural Museum", Okinawa Prefectural Museum, Naha, 51–56. (in Japanese, with English summary) (英文原稿において, 英語要旨付きの日本語文献を引用するとき)
d. 雑誌に掲載された論文 (巻がなく, 号数のみの雑誌があるので注意する)
- 著者, 発表年. 引用箇所のタイトル. 雑誌名 巻または (号): 引用ページ.
Yasukawa, Y., H. Ota and J. B. Iverson, 1996. Geographic variation and sexual size dimorphism in Mauremys mutica (Cantor, 1842) (Reptilia: Bataguridae), with description of a new subspecies from the southern Ryukyus, Japan. Zoological Science 13: 207–221.
岸本高男・比嘉ヨシ子, 1978. 沖縄産住家性ネズミの種構成と繁殖. 沖縄生物学会誌 (16): 1–9.
e. 電子版のみの雑誌(オープンアクセス誌等)に掲載された論文
- 著者, 発表年. 引用箇所のタイトル. 雑誌名 巻または (号): 論文番号. デジタルオブジェクト識別子 (DOI : Digital Object Identifier) やURL等の引用先情報.
Kakui, K. and Y. Fujita, 2018. Haimormus shimojiensis, a new genus and species of Pseudozeuxidae (Crustacea: Tanaidacea) from a submarine limestone cave in Northwestern Pacific. PeerJ, 6: e4720.
DOI: 10.7717/peerj.4720
Yorisue, T., A. Iguchi, N. Yasuda, Y. Yoshioka, T. Sato and Y. Fujita, 2020. Evaluating the effect of overharvesting on genetic diversity and population genetic structure of the coconut crab. Scientific Reports 10: 10026.
https://doi.org/10.1038/s41598-020-66712-4
f. インターネット情報の引用
- 機関・団体等, 発表年. 引用箇所のタイトル. (あれば書類名や書類番号). デジタルオブジェクト識別子 (DOI : Digital Object Identifier) やURL等の引用先情報. アクセス日 (括弧で閉じること).
竹富町, 2017. 希少野生動植物及び特別希少野生動植物の指定について. https://www.town.taketomi.lg.jp/userfiles/files/topicsseisakusuishin/nature/nature01.pdf (2020年10月26日アクセス)
Asian Turtle Trade Working Group, 2000. Geoemyda japonica. The IUCN Red List of Threatened Species 2000: e.T9042A97362115.
http://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2000.RLTS.
T9042A12952738.en (Accessed on 26 October 2020)
5. 図表作製要領
- 図および表のファイル名は, "図1・・・" や "表1・・・" とする. 図についてはすべての図を一つのファイルにまとめ, それぞれの図中に図番号を明示してもよい. 図や表が1つの場合でも, "図1", "表1" とする.
- 図表の説明は, 本文と多少内容が重複してもよいので, 詳しく記述する. 本文と見比べないと分からないような表現は避ける.
- 図表のタイトルと説明は, 必ず和英併記とする. 和文原稿の場合は, まず和文のタイトルと説明を記し, その後に英文のタイトルと説明を記す. 同様に英文原稿の場合は, 英文の後に和文も付ける.
- 写真や線画等は図とし, A4版の用紙サイズを用いる.
- 図は, 原則として1つのファイルには1つの図とし, 本文中での登場順に "図1" および"Fig. 1" から番号を付ける. 複数の写真や線画をまとめて1つの図とする場合は, 大文字アルファベッド (A, B, C…) を付して区別する. 本文中で区別する場合は, "図1A" または "Fig. 1A" とする.
- 図のタイトルと説明は, 本文の最後に "図の説明 (Figure legends) " としてまとめて書く. 図の余白には, "図1" または "Fig. 1" 等のみを記入する.
- 図中に活字が必要な場合は, 著者自身があらかじめ配しておく.
- 表はA4版の用紙サイズを用いる. 本文中での登場順に "表1" および "Table1" から番号を付け, 表の上部にタイトルと説明を書く. 略号等の解説についても脚注とせずに, 説明に含める.
- 表も原則として, 1ページには1つの表とする. 大きさの関係から1つの表がどうしても複数の用紙にまたがる場合は, 2枚目以降はタイトルと説明を "表1. 続き" および "Table 1. Continued" としてよい.
- 表の各項目の区切りは, 縦線を用いずに横線のみで行う. また, 各項目の間はスペースではなく, タブを用いて揃える.
6. 省略と体裁
- 学名は原則としてイタリック体とし, 下線を付す. 学名以外でイタリック体を用いる必要がある場合は, 該当する箇所をイタリック体で表記し, さらに下線を付す. なお, 下線を付すのは編集上のミスを軽減させるためで, 印刷時にはイタリック体のみで表記される.
- 同じ種の学名を繰り返し使用する場合, 混同する恐れがない限り2度目以降については, 属名を略記する. ただし, 文頭や "sp.", "subsp." の前の語となる場合は属名を略記しない.
- 単位, 化学物質, 広く用いられている専門用語等は, 英文原稿の文頭を除き, 略記してよい. ただし, 最初にその用語が現れたときは省略せずに正式名を用い, その後の括弧内に略称を示す. 一般的な単位 (m, kg等), 生物学や数学で一般的に使われる略号 (DNA, RNA, ATP, UV, ℃, SD等), 個体数 (n), 染色体の基本数 (N), 検定の確率 (P) や統計量等は, 説明なしに略記してよい.
- 検定の確率も含め, 1未満の小数は0を省略せずに記す (例えば, P = 0.01). また, 検定の確率の表記にはパーセント値 (%) を使わない.
- 和文原稿の本文中で範囲等を示す場合, "~" や "→" 等の記号を用いず, "から" 等の表現を用いる. 和文原稿で直後に単位を伴う場合や, 英文原稿の場合は, "–" (エヌダッシュ) を用いてもよい.
- 英文原稿の本文およびAbstract中の数字は, 文頭の場合, 後に単位がくる場合 (例えば, 5 mm), 実験番号等を示す場合 (例えば, experiment 3), ダッシュで範囲を指定する場合 (例えば, 5-7) を除き, 10以下の自然数はスペルアウトし (one, two, …, ten), それ以上はアラビア数字で表記する.
- 和文原稿の本文中の数字は, すべてアラビア数字とする.
- 時間は24時間表示とする. 必要であれば, "1900h" という表現を用いてもよい.
- 英文原稿の年月日は, 日・月・年の順 (22 July 2006) とし, 月と年の間にカンマを入れない. 和文原稿の場合は西暦表示 (2006年7月22日) とする.
- 施設名等に関して, 通称を用いる場合は, 最初に正式名称も付記する. その際, 括弧内付きで所在地の住所について市町村まで記すことが望ましい.
- 調査地は原則として, 通称名ではなく正式な所在地名の記載を求める. ただし, 保全上の理由から記載するべきでないと判断される場合は, 著者ないし編集委員会の判断で省略できる.
- 投稿原稿内で使用する広義の琉球諸島 (南西諸島) 内の地理的名称については, 当山 (2014) の図7 (P. 67) に準拠することを推奨する. また, 表記に関しては, 以下を推奨する. ただし, これまでの著作や当該分野との整合性が取れない場合は, この限りではない.
a. 沖縄本島 → 沖縄島
b. とから列島 → トカラ列島
c. Okinawa Island → Okinawajima Island または Okinawajima
d. 広義の琉球諸島 (尖閣諸島および大東諸島を含む) の英語表記 → Ryukyu Archipelago
e. 琉球列島 (尖閣諸島および大東諸島を除く) の英語表記 → Ryukyu Islands
f. 北琉球, 中琉球, 南琉球の英語表記 → Northern Ryukyus, Central Ryukyus, Southern Ryukyus
<参考文献>
当山昌直, 2014. 琉球列島の名称に関するメモ. 沖縄史資料編集紀要 (37): 59-68.
(上記文献のURL)http://okinawa-repo.lib.u-ryukyu.ac.jp/bitstream/20.500.12001/17444/1/No37p59.pdf
- "はじめに", "材料と方法" 等の章名は, 太字でセンタリングし, 前後それぞれ1行を空ける. それ以下の見出しは, レベルに応じて以下のようにセクション番号・サブセクション番号を付ける. これらの見出しは太字とし, 前を1行空け, 後には空行を入れない.
材料と方法
1. 野外調査
1.1 調査期間
1.2 調査地
2. 標本の同定
7. 校正
校正は, 初校のみ著者が行う. 初校を受け取ったら直ちに誤植等をチェックし, 原則として3日以内に返送する. 1週間を過ぎても返却がなかった場合は, 著者として修正する箇所がないと判断する. 校正は印刷ミスについてのみ行い, 本文や図表の変更は認めない. やむを得ず変更する場合は, その経費を著者に求める場合がある. 再校正以降は, 原則として編集幹事が行う.
8. 別刷
1論文につき50部の別刷を無料で進呈する. それ以上必要な場合は, 著者校正の返送の際に申請し, 超過分の費用は著者負担とする. また, カラー印刷の場合は, 別途ページチャージを請求する. ただし, pdf版の別刷りについては, カラーページも含め, 無料で進呈する
9. 著作権
本誌掲載の報文等の著作権については, 沖縄生物学会誌著作権規定に別途定める.(著作権規定はこちら)
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