活動

(1) 大会案内


沖縄生物学会第58回大会の開催のお知らせと講演プログラム

 沖縄生物学会の第58回大会を下記の要領で開催いたします。今大会はオンライン口頭発表39題の発表を予定しております。皆様のご参加をお待ち申し上げております。
 新型コロナ(COVID-19)の国内での感染拡大、刻々と変わる情勢と今後の予測などを考慮し、完全オンラインでの一般講演・総会・池原貞雄記念賞受賞講演のみとします。

開催のお知らせと講演プログラム → PDF

日時: 2021年5月29日(土曜日)
場所:Zoom Web会議サービスを利用したオンライン開催
大会参加費:無料(参加登録されている方へZoom接続情報を5月15日までに配信予定です)
問い合わせ先(大会実行員会): okibiomtg2021 @ gmail.com(メール)

大会日程

  A会場 B会場
8:30~ Zoom開場 (入室可能)
8:45~ 9:00 開会の挨拶・参加者への注意事項の説明  
9:00~ 10:30 口頭発表【午前の部I】 6題 口頭発表【午前の部I】 6題
10:30~ 10:40 休憩 休憩
10:40~ 12:10 口頭発表【午前の部II】 6題 口頭発表【午前の部II】 6題
12:10~ 13:00 休憩(昼食)
13:00~ 13:50 第11回池原賞受賞講演
 
13:50~ 14:40 総会  
14:50~ 15:50 口頭発表【午後の部I】 4題 口頭発表【午後の部I】 4題
15:50~ 16:00 休憩 休憩
16:00~ 17:00 口頭発表【午後の部II】 4題 口頭発表【午後の部II】 3題
17:05~ 閉会の挨拶  

 

沖縄生物学会第58回大会準備委員会

大会長: 伊澤雅子
実行委員会委員長: 中村崇
実行委員会委員: 戸田守、江藤毅、傳田哲郎、竹村明洋、田中厚子、小林峻、
藤田喜久、当山昌直、千木良芳範

沖縄生物学会第58回大会

会期: 2021年 5月 29日(土)

<視聴・発表について>
 オンライン上にA会場およびB会場を設定しますので、事前申し込み参加者にメールにて配布されるURLにアクセスして会場に入室し、発表および視聴をお願いします。ご所属の機関によってはセキュリティー上の理由により、Zoomの使用が制限されている場合があります。ご確認の上、該当する場合はご自宅等からの参加をご検討ください。また、大会時のトラブル対応のため、予備会場としてC会場を設定し、事前申し込み参加者にメールにて配布予定です。

 リアルタイムでのオンライン口頭発表と質疑応答を行います。発表はZoomの画面共有機能を用いて行います。演者が発表スライドを画面共有すると、聴衆は同じスライドを自身のPC画面上で見ることができます。発表時間は、質疑応答を含め1題15分(Zoom切替を含めた講演12分、質疑3分)です。

発表資料の保存(画面キャプチャを含む)、録音、録画、再配布は禁止と致します。


<Zoom発表会場へのアクセス>
 発表会場のURLは参加者にメールでお知らせするとともに、参加者に配信される要旨集にも記載予定です。万が一、 Zoom会場に起因するトラブルが発生した場合、予備の URL C会場)を臨時会場として使用する可能性があります。大会直前・ 当日の連絡につきましては、大会メールアドレスokibiomtg2021 @ gmail.com)へお願いいたします。大会事務局からの連絡も申し込み時の電子メールアドレスへ適宜お知らせをする予定ですのでご確認ください。
 会場には当日のプログラム開始の30分前から入室出来ます。 URLにアクセスして会場に入室する際は、 名前の入力欄に以下のようにご記入ください。

講演者の方:         講演番号 氏名(所属)
<例 > A01 沖生 太郎(珊海研)
参加・聴講のみの方:   氏名(所属)
<例 >山猫 元気(西表大)。
※講演番号 は 要旨集・ プログラム に 記載 されています。

 既にZoomのアカウントをお持ちの方は、ウェブブラウザもしくはアプリにサインインした状態でセッション URLにアクセスすると、アカウントに登録した名前が表示されますので, 上記の通り名前を変更 してください。 Zoom画面下の「参加者」を押し、画面右に出てきた参加者リストのご自分の名前にカーソルを合わせると右側に「詳細」と表示されます。これを押すと、「名前の変更」画面が表示されるので、「新しい名前をここに入力:」の欄に変更する名前を記入してください。
 名前の入力欄が表示されずに会場に入室できた場合は、Zoomアカウントにサインインした状態になります。入室後、「コンピュータオーディオに参加する」という画面が表示されたらそのままボタンを押して下さい。 Zoomアプリが、コンピュータのマイク・スピーカーを使えるようになります。
 d講演を視聴している間は、ミュート(音声マイク OFF)、ビデオカメラも OFFの状態 にしておいてください。講演に対し質問・コメントをする際には質疑・応答の時間 、 または発表時間中に Zoomの「チャット」欄に、ご自身の氏名に加え「質問です」と書き込んでください。座長に指名されたらミュートを解除し、口頭で質問してください。また、チャットでの質問がない場合は、口頭で質問を受け付ける場合もあります。
会場から退室もしくは別会場へ移動を行う場合は、 Zoomの画面右下にある「退出」(赤いボタン)をクリックし、さらに「ミーティングから退出」をクリックします。別会場へ移動される場合は、該当会場の Zoom URLにアクセスして会場に入室してください。

一般講演 午前の部【 9:00~12:10】
*今大会はZoom 2会場(A会場、B会場)で行いますので、ご注意ください。

<A会場>

A-01 9:00-9:15
沖縄島中部の野外から採集されたタウナギ(Monopterus sp. sensu Tachihara, 2015)の卵と稚魚
○粂 正幸(西原町)・金尾由恵(公財沖縄こと゛もの国)・刀禰浩一(沖縄市郷土博物館)・佐藤寛之(宜野湾市)

A-02 9:15-9:30
熱帯性ハタ科魚類カンモンハタにおける月周性産卵機構の解明
○福永耕大(琉大・戦略的研究セ)・山科芙美香・山内千裕(琉大・理)・武方宏樹(琉大・戦略的研究セ)・竹内悠記(OIST)・竹村明洋(琉大・理)

A-03 9:30-9:45
沖縄島沿岸に生息するクロフジツボの1種 Tetraclita kurosioensisにおける生殖年周期
○片山 蒼・Tan Ee Suan(琉大・院・理工)・武方宏樹(琉大・戦フ゜)・Angka Mahardini(KIOST)・竹村明洋(琉大・理)

A-04 9:45-10:00
ミドリイシ属サンゴにおける性ホルモン合成酵素の発現変動
○濱里都乃・Tan Ee Suan(琉大・院・理工)・武方宏樹(琉大・戦フ゜)・竹村明洋(琉大・理)

A-05 10:00-10:15
沖縄島大浦川におけるヒゲワラスボ属Trypauchenopsis sp. 1の成熟
○宮平拓実(琉大・院・理工)・國島大河(和歌山自然博)・立原一憲(琉大・理)

A-06 10:15-10:30
ダイビング利用の盛んな恩納村真栄田岬のサンゴ群集および魚類群集の現状
○長田智史・佐川鉄平・中尾芳典・金井 恵(沖環科)・當山彰一(恩納村農林水産課)

【休憩 10:30-10:40】

A-07 10:40-10:55
The impacts of mass coral bleaching in 2016 on the reef communities of Sekisei Lagoon, Japan
○Mariyam Shidha Afzal・小島香菜(琉大・院・理工)・上野光弘(石西礁湖サンコ゛礁調査)・ 中村 崇(琉大・理)

A-08 10:55-11:10
Mass coral bleaching impacts and recovery of acroporid corals in Sekisei Lagoon
○中村 崇(琉大・理)・Mariam Shidha Afzal・Dio Dirgantara・本堂瑠璃(琉大・院・理工)・塚本 陸・ 竹市このみ(琉大・理)・小島香菜(海の再生ネットワーク与論)

A-09 11:10-11:25
琉球列島におけるコユビミドリイシAcropora digitiferaの個体群特性
○本堂瑠璃(琉大・院・理工)・中村 崇(琉大・理)

A-10 11:25-11:40
沖縄島沿岸に生息するウミキノコ属Sarcophyton に対する紫外線防御剤の影響
○藤原望海・種山穂奈美(琉大・理)・髙橋宏和・渡辺百合香・永禮由布子・清水秀樹 (資生堂ク゛ローハ゛ルイノヘ゛ーションセ)・本堂瑠璃(琉大・院・理工)・中村 崇(琉大・理)

A-11 11:40-11:55
備瀬礁池における海藻・海草植生と底質環境の関係
○戸崎幹大(琉大・院・理工)・Gregory N. Nishihara(長崎大・海洋機構)・岩永洋志登(沖縄環境分析セ)・小西照子(琉大・農)・田中厚子(琉大・理)

A-12 11:55-12:10
Sea cucumber density and relationship with benthic community in Okinawajima Island
○Kohei Hamamoto, Angelo Poliseno (Grad. Sch. Eng. Sci., Univ. Ryukyus), James Davis Reimer (Grad. Sch. Eng. Sci., Univ. Ryukyus /TBRC, Univ. Ryukyus)

<B会場>
B-01 9:00-9:15
ノボタンの二型雄蕊と送粉における役割
○八幡翔悟(琉大・院・理工)・傳田哲郎(琉大・理)

B-02 9:15-9:30
エダウチヤガラの無菌培養での種子発芽
○徳原 憲・佐藤裕之・天野正晴・阿部篤志(沖縄美ら島財団・総研セ・植研)

B-03 9:30-9:45
琉球列島産キイチゴ属3種の形態の比較
○上門優志(琉大・院・理工)・横田昌嗣・傳田哲郎(琉大・理)

B-04 9:45-10:00
南西諸島のサルトリイバラ類に寄生するサビキンの多様化パターンの解明
○儀武滉大(筑波大)・井口 亮(産総研)・岡根 泉(筑波大)

B-05 10:00-10:15
琉球大学のミミズは何種類いるのか―分子系統解析から明らかになったミミズの種の多様性―
○瀬底 蘭・大道寧祢(琉大カカ゛ク院・球陽高校)・安座間安史(琉大・教職セ)・城間吉貴(琉大・教育)・中村元紀(球陽高校)・波平知之(琉大・農)・北條 優(琉大・GSC)・富永 篤(琉大・教育)

B-06 10:15-10:30
シロオビアゲハの温度ショックによる翅色模様の変化
○島尻智之(琉大・院・理工)

【休憩 10:30-10:40】

B-07 10:40-10:55
福島原発事故発生時におけるヤマトシジミ Zizeeria maha(鱗翅目シジミチョウ科)の越冬態の推定
○阪内 香(琉大・院・理工)・平良 渉(琉大・院・理工/研究基盤セ)・土岐万理子(琉大・院・理工)・大瀧丈二(琉大・理)

B-08 10:55-11:10
オキナワネブトクワガタの生態に関する研究~水に潜るクワガタムシ~
○島袋 陽・金城勇斗(辺土名高校)

B-09 11:10-11:25
絶滅危惧昆虫フチトリゲンゴロウとヒメフチトリゲンゴロウの幼虫期における好適な餌生物の検討
○菅原青空・北野 忠(東海大・院・人間環境)・山本誉士(明治大・MIMS)

B-10 11:25-11:40
大宜味村におけるウシガエルの食性と、かご罠を用いた駆除実験
○中村泰之・苅部治紀・加賀玲子・富永篤

B-11 11:40-11:55
石垣島におけるカンムリワシの生息状況
○水谷 晃(Island Ecosystem Research)・神谷 颯(東海大・院・人間環境)・井上太之(IER)・山本誉士(明治大・MIMS)・西原彰浩(環境省・石垣)・山本以智人(環境省・ 石垣)・河野裕美(IER)

B-12 11:55-12:10
西表島林縁域における非繁殖期のカンムリワシの行動圏と林内採餌場環境
○神谷 颯(東海大院・人間環境)・水谷 晃(IER)・山本誉士(明治大・MIMS)・伊澤雅子(北九州市博)・河野裕美(IER)

【12:10~13:00】 休憩(昼食)
【13:00~13:50】 第11回池原貞雄記念賞受賞講演 A会場
【13:50~14:40】 総会 A会場

一般講演 午後の部【14:50~17:00】

<A会場>
A-13 14:50-15:05
イワスナギンチャク類の共生関係の歴史によるミトコンドリアゲノム系統樹
○フロークロエ・ライマージェイムズ(琉大・院・理工)

A-14 15:05-15:20
Self-recruitment of Acanthopagrus pacificus populations in Irimote-jima Island revealed by population genetic analysis
○Md Rakeb-Ul Islam (Univ. Ryukyus/Dep. Fish. Marine Sci., Noakhali Sci. Tech. Univ., Bangladesh), Afuso Kotaro, Katsunori Tachihara, Hideyuki Imai (Fac. Sci., Univ. Ryukyus)

A-15 15:20-15:35
琉球列島におけるホシマダラハゼ属魚類の系統および分類学的再検討
○小林大純(琉大・熱生研)・山川宇宙(筑波大)・佐藤真央(京大・総博)・前田 健(OIST)・山平寿智(琉大・熱生研)

A-16 15:35-15:50
沖縄近海で採集されたイカ類稚仔の遺伝的手法による種同定
○安富祖考泰郎(琉大・理)・吉田 聰(沖縄県農林水産総務課)・秋田雄一(沖縄県水産課)・岸本和雄(沖縄水技セ)・今井秀行(琉大・理)

【休憩 15:50-16:00】

A-17 16:00-16:15
Molecular species identification of three subspecies of the shallow water shrimp Acetes sibogae (Hansen 1919) using PCR-RFLP analysis
○Eko Hardianto (Grad. Sch. Eng. Sci., Univ. Ryukyus), Yukio Hanamura (Tanabe, Wakayama), Hideyuki Imai (Fac. Sci., Univ. Ryukyus)

A-18 16:15-16:30
沖縄県沿岸より採集された稀なシャコ科口脚類(甲殻亜門軟甲綱 )
○中島広喜(球大・院・理工)・成瀬 貫(琉大・熱生研)

A-19 16:30-16:45
環境DNAを用いた西表島小河川のテナガエビ類・ヌマエビ類相について
○永井大翔(琉大・院・理工)・佐藤行人(琉大・医・実験実習機器セ)・福家悠介(京大・院・理)・今井亮介(九大・院・理)・今井秀行(琉大・理)・梶田 忠(琉大・熱生研)

A-20 16:45-17:00
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防の生化学
○山崎秀雄(琉大・理)

<B会場>
B-13 14:50-15:05
臼歯摩耗度を用いたケナガネズミの齢推定
○中西 希・伊澤雅子(北九州市博)・小林 峻(琉大・理)・中田勝士(環境省やんばる野生生物保護セ)

B-14 15:05-15:20
法医学的手法を用いたヤンバルクイナの捕食動物の推定
○羽賀 淳(環境研/東京大・院・農学生命)・中谷裕美子・長嶺 隆(と゛うぶつたちの病院沖縄)・小野宏治(環境省)・遠藤秀紀(東京大・総合研究博)横山美沙子・大沼 学(環境研)

B-15 15:20-15:35
ヘマトキシリン-エオシン染色組織標本の蛍光観察における、自家蛍光とエオシン蛍光について
○泉水 奏(琉大・医)・大倉信彦(琉大・医)・大森紹仁(新潟大・佐渡臨海)・大矢佑基(北大・自然誌科学)・瑞慶覧朝盛(元琉球大・医)・柳研介(千葉県立海の博物館)

B-16 15:35-15:50
2019年と 2020年の西表島における海草群落とアオウミガメの分布
○井上太之(IER)・水谷 晃(IER)・山本誉士(明治大・MIMS)・竹中康進(環境省・西表)・河野裕美(IER)

【休憩 15:50-16:00】

B-17 16:00-16:15
西表島崎山湾におけるウミショウブ藻場の衰退とアオウミガメによる採食防止策の効果
○石森博雄(いて゛あ)・井上太之(IER)・水谷 晃(IER)・田端重夫(いて゛あ)・竹中康進(環境省・西表)・河野裕美(IER)

B-18 16:15-16:30
慶良間諸島におけるイイジマウミヘビの採餌の季節性
○山本拓海(琉大・院・理工)・戸田 守(琉大・熱生研)

B-19 16:30-16:45
沖縄島で確認された日本初記録のウミヘビ(爬虫綱)
○笹井隆秀(沖縄美ら島財団/ 琉大・院・理工)・山本拓海(琉大・院・理工)・岡慎一郎(沖縄美ら島財団)・戸田 守(琉大・熱生研)

 

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