池原貞雄先生との思い出 リュックをおろすとまず一服。そして黒砂糖。ここはやんばるの山の中。ついさきほどまでは、薄暗くなった山の中を懐中電灯の明かりをたよりに草木をかき分けながら歩いていた。先頭は、池原貞雄先生。探検帽と煙草と黒砂糖、これだけそろえば先生は無敵になる。山あるきに慣れてない学生には「だいじょうぶか」と笑いながら声をかける。その笑ったときの顔が今でもよみがえってくる。 *****************************************************
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5月26日(土) | 受付 | 8:15〜 | 5号館1階入口 |
一般講演 | 9:00〜11:30 | 5号館107講義室 | |
ポスター講演 | 11:30〜12:00 | 5号館1階ホール | |
休憩(昼食) | 12:00〜13:00 | ||
総会 | 13:00〜14:00 | 5号館107講義室 | |
一般講演 | 14:00〜15:00 | 5号館107講義室 | |
シンポジウム | 15:30〜18:30 | 7号館201講義室 | |
懇親会 | 19:00〜21:00 | 厚生会館4階ホール |
休憩室 5号館1階106講義室
参加費用
大会参加費:1,500円 (学生 1,000円)
懇親会費:3,000円 (学生 1,500円)
プログラム
一般講演(5号館1階107講義室)【9:00〜11:30】 | ||
1. | 9:00〜9:15 | 沖縄県の先島4島におけるケブカアカチャコガネ雄成虫の形態および体表ワックス比較 |
秋野順治・平井剛夫・若村定男(農生研),*新垣則雄 (沖縄農研セ). | ||
2. | 9:15〜9:30 | ニガウリの蕾も加害するランツボミタマバエとそれに寄生するハラビロクロバチ科2種の発見 |
上地奈美(沖縄農研セ、日本学術振興会). | ||
3. | 9:30〜9:45 | 八重山諸島西表島で保護回収されたヒメクロウミツバメOceanodroma monorhis |
河野裕美・*水谷 晃(東海大・沖縄地域研究センター). | ||
4. | 9:45〜10:00 | 沖縄の立方クラゲ相に関する新知見 |
*岩永節子・大城直雅・松田聖子・盛根信也(沖縄県衛生環境研究所),大場淳子(浦添市). | ||
5. | 10:00〜10:15 | 宮古島で見つかったヤシガニ小型個体とその生息環境 |
藤田喜久(琉大・非常勤講師 / NPO法人 海の自然史研究所). | ||
6. | 10:15〜10:30 | 海洋博公園内におけるヤシガニ Birgus latro の生息実態 |
*松崎章平,佐藤由紀子,戸田実(沖縄美ら海水族館). | ||
7. | 10:30〜10:45 | タイ国リボン島周辺の海草藻場をジュゴンはいかに利用しているのか? |
*中西喜栄・細谷誠一(いであ梶j,荒井修亮(京都大学),Kanjana Adulyanukosol(Phuket Marine Biological Center). | ||
8. | 10:45〜11:00 | リュウキュウアマモ(Cymodocea serrulata)の花と結実について |
*野中圭介((財)港湾空港建設技術サービスセンター),與那覇健次(那覇港湾・空港整備事務所). |
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9. | 11:00〜11:15 | 海藻の光合成を調べる中学校選択理科の実践例 |
*飯田勇次(唐津市立西唐津中学校),市丸有里(玄海町立値賀中学校),黒河伸二(佐賀大学名誉教授). | ||
10. | 11:15〜11:30 | 南西諸島における生物多様性評価プロジェクトの目的と手法.GIS手法を用いた優先保全地域の抽出と生物多様性ビジョン作り. |
*安村茂樹・花輪伸一(WWFジャパン). | ||
ポスター講演(5号館1階ホール)【11:30〜12:00】 | ||
P1. | 11:30〜12:00 | 与那覇岳における自動撮影とその有用性について |
*金城和三・宮城邦治(沖縄国際大学),伊澤雅子(琉大・理・海自). |
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P2. | 11:30〜12:00 | ケラマジカの好きな草調べ |
*中村光志・嵩原さちえ(座間味村立慶留間小学校),遠藤晃(佐賀大・農). | ||
P3. | 11:30〜12:00 | ケラマジカの足跡について |
*糸嶺彩華・嵩原さちえ(座間味村立慶留間小学校),遠藤晃(佐賀大・農). | ||
休憩(昼食)【12:00〜13:00】 | ||
沖縄生物学会総会(5号館1階107講義室)【13:00〜14:00】 | ||
一般講演(5号館1階107講義室)【14:00〜15:00】 | ||
11. | 14:00〜14:15 | 沖縄島北部の砕波帯における稚仔魚調査 |
*田端重夫(いであ梶j・武井直行(牛洋)・桜井雄(沖縄環境調査梶j. | ||
12. | 14:15〜14:30 | 八重山列島周辺海域で漁獲されるミンサーフエフキとアミフエフキの生物学的特徴 |
*木曾克裕・加藤雅也・栗原健夫・小菅丈治(西海区水研石垣). | ||
13. | 14:30〜14:45 | 西表島浦内川マングローブ域におけるキバウミニナの産卵期と殻高組成 |
*両角健太 (東海大・海洋),河野裕美 (東海大・沖縄地域研究センター),上野信平 (東海大・海洋). | ||
14. | 14:45〜15:00 | 屋我地島沖の小島に棲息するハトと周辺の海底から湧く気体について |
山城秀之(沖縄高専・生物資源). | ||
公開シンポジウム(沖縄国際大学 7号館2階201講義室) 【15:30〜18:30】 「外来種法の盲点:見えない脅威と琉球列島の生物多様性」 代表:伊澤 雅子),琉球大学21世紀COEプログラム共催(入場無料) |
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1. | 15:30〜16:30 | 五箇公一(国立環境研究所). |
見えない外来種問題-クワガタとダニを事例として-:総論・クワガタとダニ・外来種政策 | ||
2. | 16:30〜17:00 | 高良淳司(沖縄県獣医師会). |
ツボカビの野外拡散を防ぐには | ||
3. | 17:30〜18:00 | 上地奈美(沖縄農研セ). |
農林害虫としての外来生物-デイゴヒメコバチの例を中心に- | ||
4. | 18:00〜18:30 | 総合討論 |
外来種対策が自然保護・生物多様性保全の上での大きな課題として取りあげられるようになって久しい。人間の活動に伴ってある地域に、そこにもともとはいなかったはずの生物が入り込むとしばしば在来の生態系、生物相に深刻な撹乱をもたらすことが広く認識されるようになってきている。 |
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懇親会(沖縄国際大学 厚生会館 4階ホール)【19:00〜21:00】 | ||
シンポジウム終了後、構内の厚生会館4階ホールに移動し、ささやかな懇親会を予定しております。講演時間内に出来なかった討論や会員同士の親睦をより深めるため,是非ご参加下さい。 |
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お知らせ | ||
南西諸島エコリージョンにおける生物多様性評価プロジェクトへの参加協力のお願い (WWFジャパン 自然保護室 南西諸島プログラム 安村茂樹・花輪伸一) |
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WWFジャパンは1970年代初頭から南西諸島において、研究助成や普及啓発、政策提言などさまざまな保全活動に携わってきたが、自然環境を脅かす要因は近年、カエルツボカビ症や有害化学物質汚染、地球温暖化など多様化している。南西諸島の自然環境保全をより実効力の伴ったものにするには、立場の異なる利害関係者が情報を交換し、保全の将来像(ビジョン)を共有できる場を設ける必要があり、関係者それぞれの活動と連携した活動を効率よく展開していく必要がある。 |
連 絡 先
沖縄生物学会第43回大会準備委員会
〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町千原1番地
琉球大学理学部海洋自然科学科生物系事務室内
佐藤 綾・須田彰一郎
okibio @ w3.u-ryukyu.ac.jp
TEL(098)895-8577 FAX(098)985-8576
〒901-2701 沖縄県宜野湾市宜野湾2-6-1
沖縄国際大学
金城 和三
TEL (098)893-2519
沖縄生物学会役員一覧表
沖縄生物学会の会長,副会長,監査員および評議員が下記のように選出され,前回の総会で承認されました。任期は2006年5月13日から2008年5月の総会までです。
会 長 | 西平守孝(名桜大学) | |
副 会 長 | 日高道雄(琉球大学) | 喜屋武一三六 (生物教育研究会会長) |
会計監査員 | 稲福 弘(沖縄県総務部) | 本原邦夫(元琉球大学) |
菊川 章(球陽高校) | ||
評 議 員 | ||
大学関係 | 新垣裕治(名桜大学) | 宮城邦治(沖縄国際大学) |
照屋建太(沖縄キリスト教短期大学) | ||
研究機関 | 新垣則雄(農業試験場) | 下地邦輝(県衛生環境研究所) |
宮良 工(財・沖縄県環境科学センター) | ||
行政機関 | 当山昌直 (公文書館) | 田中 聡(県立博物館) |
高校関係 | 安座間安史(辺土名高校) | 村上美穂子(首里東高校) |
神谷保江(元高校教諭) | ||
中学校関係 | 比嘉清文(嘉数中学校) | 原戸鉄二郎(安慶田中学校) |
さらに以下の幹事,編集委員が会長によって委嘱されました。
庶務 | 須田彰一郎(琉球大学) | 佐藤 綾(琉球大学) |
金城和三(沖縄国際大学) | ||
会計 | 傳田哲郎(琉球大学) | 玉城 歩(琉球大学) |
編集幹事 | 本多正尚(琉球大学) | 杉尾幸司(琉球大学) |
編集委員 | 横田昌嗣(琉球大学) | 太田英利(琉球大学) |
大瀧丈二(琉球大学) | 今井秀行(琉球大学) |
沖縄県生物学会賛助会員
本学会にご協力いただいている賛助会員は下記の通りです。
株式会社 猪原商会沖縄営業所 所長 安次嶺 学
〒900 那覇市久米1丁目7番10号 (098)868-6373
株式会社 森山商事 代表取締役 森山紹政
〒902 那覇市寄宮2丁目29番22号 (098)835-4056
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原稿募集のお知らせ | * * * * * * * * * * * * * |
沖縄生物学会誌の投稿原稿の校閲方法が変わりました。原稿は随時受け付け、直ちに査読を行います。従来のような受け付けの締め切り日はありません。ただし、第46号については、可能な限り会計年度である2008年3月31日までに発行したく考えています。印刷日程を考えますと、年度内発行は2007年12月中に原稿の審査が終わっていないと難しくなります。このあたり諸事情をご理解いただき、会員の方々の早めの投稿をお待ちしております。最新の投稿規定は第45号に掲載される予定です。 原稿送付先:〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町千原1 琉球大学理学部海洋自然科学科生物系内 沖縄生物学会編集委員会 |
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沖縄生物学会 |
〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町千原1番地 琉球大学理学部海洋自然科学科生物系内 生物系事務室 TEL:(098)895-8577 佐藤 綾(098)895-8555,須田彰一郎(098)895-8564, FAX:(098)895-8576 E-mail: okibio @ w3.u-ryukyu.ac.jp ホームページ: http://w3.u-ryukyu.ac.jp/okibio/ 振替口座 郵便:02030-8-30433 沖縄生物学会 銀行:琉球銀行宜野湾支店 普通051-065沖縄生物学会 |